なかなか文章を書き出せないあなたへ
おはよう世界。
暑かったり寒かったりする日が続きますが、皆様お元気でしょうか。
出張続きで身体に疲れが溜まり気味ですが、僕は元気です。
青竹踏みはよい文明ですね。
さて、今日は資産形成から一旦離れて、ライフハック的な話です。
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ブログを更新しようしようと思いながら、結局ズルズルと書き出せないまま、日にちが経過してしまうことってありませんか?
僕自身、日本語や英語の文章を書くことを生業にしていますが、なかなか文章が書き出せなくて困ることがあります。
仕事柄、よく本を読み、日々の仕事の現場で着想を得ることも多いのですが、いざそれをまとめようとしたときに苦しみが始まります。。。
頭に溜め込んだ情報量が多すぎて、いったい何から書き出していいのかを迷ってしまうことがあるんですよね。
何を書き出していいか迷ううちに時間が経ってしまい、モヤモヤだけが溜まっていく。
これがまた精神状態を悪くする原因になっていくわけです。
どうも最近、文章を書きにくいというか、調子が悪いと感じまして。
基本に立ち返ってセールスライティングのトレーニング動画を見直しました。
そこで、文章書きのハックを(再)発見したのです。。。
ライティングと編集を同時にやってしまってはいませんか?
僕はライティングの作業の中に編集作業をしてしまうことがありました。それも無意識に。
たとえば、PCで文章を作るときはタッチタイピングで入力するんですが、そのときにミスタイピングをしてしまうことがあります。(ミスタイピングを減らす努力はしていますが、それでもまだ100%に近い正確なタイピングには至っていません。)
ミスタイピングをしてしまったときは、「ミスタイピングをしたアルファベットをdeleteキーで消す」とか「要らないと感じたワード、フレーズ、センテンス、パラグラフを削除する」「接続語や指示語を書き換える」という作業を行います。
そして、どうもこの一連の作業が作業効率を下げている原因だと感じました。
ミスタイピングを繰り返してイライラして上記の作業をするたびに、心にモヤモヤが溜まっていったからです。
「一度に一つの作業だけに集中する」というのは、散らばりがちな意識を一箇所に集めるための鉄則です。
ですが、ライティング作業に編集作業を混ぜ込むと、シングルタスク(一度に一つの作業)マルチタスク(一度に2つ以上の作業)になってしまいます。
このマルチタスクを行っていると、せっかく集中した意識が散らばってしまいます。
ミスタイピングをするたびに、「ライティング→編集」に意識が切り替わります。
せっかく一つの作業に集中していた意識が、他の作業に移行した瞬間に、集中が切れてしまうのです。これでは意味がありません。
せっかく集めた意識は、一つの作業を完了させるために使うのが大事です。
なので、動画教材を見終わったあと、すぐに改善しました。
すなわち、「ライティング作業と編集作業を切り分けて、ライティング作業だけに意識を集中させる」ことにしました。
改善後
ライティング作業に集中する場合、「書く」こと以外のことは意識を外します。つまり、「いくらミスタイピングをやらかしてもOK!文字化け上等!」というふうに、自分で自分に事前に許可を出しておきます。
これによって、書き始めから仕上がりまで、わずか60分弱のスピードで文章を書けるようになりました。
この記事も、最初は誤字脱字だらけ、文字化けしたテキストサイトのようなひどい状態でした。
他の人が読んだら、たぶん誰も意味がわからないでしょう。。。
なおこの記事は、誤字脱字・文字化けだらけの原文を、十分に編集、修正、推敲をした状態でアップロードしています。
たとえ原文がめちゃくちゃでも、推敲するときはわりと内容が頭に残っているので、推敲自体はかんたんでした。(これはやってみると分かります。笑)
実際にライティング作業と編集作業を切り分けて、「ただ書く」ということだけに集中するようにしたことでわかったことがありました。
それは、自分の中で文章を書くブレーキになっていたのは、実はライティング作業ではなく編集作業だったのだということでした。
編集作業は後回しにして、誤字脱字・文字化け上等!の精神で書くようにしてから、文章を書くことに負担がなくなりました。それどころか、思考の速度でタイピングしていくことに快感を感じるようになりました。笑
心のブレーキが外れたことで、「とにかく最初はどんなひどい文章でも書いてもいいんだ!!」と開き直れるようになったのが大きいですね。
文章が書けずに悩んでいる方。
それは、ライティング作業の中に編集作業を入れてしまっていることが原因だと思います。
誤字脱字上等!いくらでも間違ってOKです!
タイピングミスもしまくって大丈夫ですよ。
とにかく、思いついたことを思いついたようにタイピングしてください。
アウトプットすることだけに意識を集中するようにしてみてください。
とっても心がスッキリしますよ!
それでも、「後々の編集が面倒なんじゃ…」と感じる人がいるかもしれません。
だとしたら、「なかなか書き出せない苦しみ」と「誤字脱字を編集することの苦しみ」、あなたはどちらのほうが苦しいですか?
僕の場合、書き出せなくて味わう苦しみのほうが圧倒的に大きかったです。
どんなにグチャグチャで日本語の体を成していない原文であっても、自分の頭の中の情報をアウトプットしたことには変わりありません。「文字化けしまくっている文章であっても、まずはアウトプットすることができる」ということに価値を感じました。
これはあくまで一例ですが、実際効果があったのでシェアしました。
文章を書き出すことに苦しんている方、ぜひ参考にしてください。
(どっとはらい。)